2024年 発表会

2024年6月15日、みどりアートパークにて第8回発表会を開催しました。

 

毎年「良い発表会にしたい!」と思いながら準備を進めていますが、それは「一人一人ベストを尽くせますように!」という願いに等しいと感じます。

プロであっても、本番は何が起こるかわからない怖さがあります。

演奏するのはたった数分ですが、その体験は強烈なもので、喜びも不安もうまくいったこともいかなかったことも全てが糧になる。

それは100も承知の上で、やはり悔いのない演奏をしてほしい、笑顔で戻ってきてほしいと思うのが指導者の本音です。

 

今年は多くの生徒が充実感に満ちた表情をしていて、ほっと胸をなで下ろしました。

次のステージに向けて、またあらゆる引き出しを開けながらレッスンしていきます!

 

ゲスト演奏はチェリストの田中浩介さん。

艶やかな音色、繊細さと力強さを併せ持った田中さんの演奏に、生徒たちも保護者も聴き入り感動していました。

毎年、ゲスト演奏が素晴らしいことが教室の自慢です。

ゲスト演奏 エルガー 愛の挨拶/ベートーヴェン チェロソナタ 第3番 第3楽章

講師演奏 リスト 森のささやき


2023年 発表会

2023年7月23日、フィリアホールにて第7回発表会を開催しました。

本番でしっかりと力を発揮できた子、思うように弾き切ることができず、悔しい思いをした子、様々な表情が見られました。

 

ピアノを演奏するということは、本当に難しいです。

まず譜読みの段階で、音符の数が多い!メロディーも和音も一人で弾き分けて、頭の中では指揮者のように音楽を作り上げなくてはなりません。

 

絶対的に練習時間が必要となりますが、学年が上がるごとにその確保も難しくなり…。

指導者として何を伝えられるか、私も様々なことを考えました。

ピアノを勉強し本番で演奏する過程は大変ですが、それを乗り越えた体験は勉強や他のものにも必ず活かせると思います。

ピアノが良い循環を生み出す存在であることを願い、また日々のレッスンを積み重ねていきます。

 

ゲスト演奏は、共にパシフィックフィルハーモニア東京団員として、またミュージカルや室内楽など様々な舞台で活躍されている升本理央さん、秀川みずえさん。

温かくもしなやかな強さを感じさせる演奏で、会場を包み込んで下さいました。

ゲスト演奏 ショスタコーヴィチ 2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品

講師演奏 ショパン ワルツ第5番 Op.42


2022年 発表会

2022年7月10日(日) みどりアートパーク ホールにて、第6回発表会を開催しました。

新型コロナウィルス、第7波と呼ばれる感染急拡大の直前でのタイミングでした。

 

第1回目の発表会で1年生だった生徒は6年生に。

2年生だった生徒は中学1年生に。

それぞれの成長を改めて感じさせられました。

今後ピアノのおけいこを続けられなくなるとしても、勇気をもってステージの上で演奏し、真摯にピアノと向き合ってきた時間は糧になると、一人一人に心からのエールを送りました。

 

ゲスト演奏は、初めての試みでバレエとのコラボ。

ヴァイオリニスト・古川真理さんと、谷桃子バレエ団元団員でいらっしゃる小畑奈美子さんによる白鳥の湖。

 

長丁場となりましたが、終始温かく良い緊張感がある中終演を迎えることができました。

ゲスト演奏 チャイコフスキー白鳥の湖より「情景」

「ハンガリーの踊り」

講師演奏 ショパン 英雄ポロネーズ


2021年 発表会

2021年8月29日(日) フィリアホールにて、第五回発表会を開催しました。

 

当日までの一か月に爆発的な感染拡大となり、開催が危ぶまれる状況でした。

昨年も本来みどりアートパークにて行う予定が、一か月前にオンライン発表会へと切り替えに。

なんとか工夫をして、皆にホールで演奏してもらうことはできないか。様々なプランを想定し、準備しました。

 

結果、参加者を午前の部・午後の部に分けて、より人数を限定し開催することに決定しました。

500名収容のフィリアホールですので、ディスタンスも余裕を持って取ることができました。

 

リハーサルも基本は割愛。動線だけは直前に全員確認していたので、本番の舞台でも混乱はなく、温かい雰囲気の中終演となりました。

 

2年振りにホールで演奏する生徒たちは、皆輝いていました。

来年は集合写真も撮って、家族以外の人々も招いて、盛大に晴れ晴れと発表会を開催したい!と、心から思いました。

ゲスト演奏 「鬼滅の刃より~炎・紅蓮華」

みんな大好き鬼滅の刃!一気に会場の空気が締まりました。

昨年に引き続き、素敵な演奏を聴かせてくれたヴァイオリニスト・古川真理さん。


2020年 オンライン発表会

 

2020年、新型コロナウィルスが猛威を振るい世界中で大変な一年となりました。

 

本来は、例年どおり7月にみどりアートパークにて発表会を開催予定でした。

が、緊急事態宣言に伴う休校、レッスンお休みを経ての本番であること、ホール開催におけるリスク等、総合的に判断してオンライン発表会への切り替えを決断しました。

 

初めての事態に何もかもが手探りでしたが、皆前向きに取り組んでくれ、無事かたちに残すことができました。

ゲストには、ヴァイオリン・フィドル奏者の古川真理さんが。素敵な演奏を披露して下さいました。

(講師演奏以外、You Tube限定配信となります)

 

毎年楽しみにしてくれている、ご褒美のお菓子もはずせません!

グランドピアノの前で、記念撮影もしました。

 

生の演奏を共有することが、音楽の何よりの醍醐味です。

けれど厳しい状況の中、できることをさがして循環させていくことが今は大切だと、

そこから必ず得られるものはあると、実感しました。

 

来年こそは、ホールで開催できることを祈っています。

(ヴァイオリン)モンティ チャールダーシュ

(フィドル)アイリッシュメドレー  


2019年 発表会

 

2019年(令和元年!)7月13日(土)みどりアートパーク ホールにて、藤原奈緒ピアノ教室 第三回発表会を開催しました。

 

今年は人数も増えて、午前中リハーサル・13時開演のスケジュール。

子供の一年は本当に大きく、様々な面での成長を感じました。

初めての発表会だった生徒も、しっかりと立派に弾き切ることができました。

 

今年も、ゲスト演奏にヴァイオリニストの升本理央さん、秀川みずえさんが登場。

2曲目のパプリカでは、子供たちがみんな笑顔になって踊り、大人は美しい音色に聴き惚れて、会場いっぱいに音楽の喜びが溢れていました。

 

今から来年の発表会が楽しみになるような、幸せな一日となりました。

 

ゲスト演奏 モーツァルト 二台のヴァイオリンのためのコンチェルトーネ

米津玄師 パプリカ

講師演奏 ラ・カンパネラ


2018年 発表会

 

2018年 7月10日 (日)みどりアートパーク ホールにて、藤原奈緒ピアノ教室 第二回発表会を開催しました。

 

とても素敵なホール、そしてピアノ。レッスン室では味わえない感動があったことでしょう。

 

誰一人として、耳を刺すような固い音を出す生徒はいないことが自慢です。

 

また、一人一人の演奏後の拍手も温かく、保護者を含め会場全体で音楽を聴く空気が出来上がっていたことが、とても幸せでした。

 

講師演奏 ショパン バラード一番

写真も素敵に仕上がりました♪


2017年 発表会

 

2017年 10月10日(日) アートフォーラムあざみ野レクチャールームにて、藤原奈緒ピアノ教室 第一回発表会を開催しました!

 

生まれて初めての発表会、という生徒もいましたが、それぞれにベストを尽くした演奏だったと思います。

 

どんなに小さな子でも、短い曲でも、不安や緊張を乗り越えなければならない点はみんな同じ。

自分に打ち克って奏でられる音は、心に届くものだと、改めて感じさせてくれました。

 

会の終盤、ゲスト演奏・講師演奏の様子です。

ヴァイオリン 東京ニューシティ管弦楽団 升本理央さん、秀川みずえさん